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EP-52. 相撲ってどんなスポーツ?

みなさん、こんにちは。Kotsu kotsu Nihongoのみずきです。

みなさん、お元気ですか?


先日私は相撲を見に行ってきました。

私のコミュニティのメンバーで相撲好きな方がいて、

「あ、そういえば私も昔、相撲好きだったなぁ」って思い出したので

久しぶりに見に行ってきました。


私は元々相撲のファンで、高校生の時は毎月のように相撲の雑誌を買うぐらい好きでした。

だいたい相撲のファンは50代以上の年配の人が多いので、

私のようなタイプはかなり珍しいと思います。


相撲を好きになったきっかけは、私が通っていた中学校の先輩に力士がいたからです。

力士は相撲の選手のことです。

先輩っていっても年は私よりもだいぶ上の人なので、一緒に学生生活を送ったわけではないんですけどね。

でもその力士のおかげで、相撲が身近な存在になりました。


そして、私が高校生の時テレビを見ていたら、偶然イケメンの力士を見つけました。

力士なのにすごく優しそうで、柔らかい雰囲気で笑顔が素敵でした。

高校生の私は、「力士にこんな人がいるんだ!」ってびっくりしました。

はい。彼の名前は「琴欧洲」です。ヨーロッパのブルガリア出身です。

ブルガリアから来て日本で力士になるってすごいですよね。


琴欧洲は、力士の中でも一番かっこよくて、しかもかっこいいだけじゃなくて強かったんです。

テレビとか新聞とか、そういうメディアで「角界のベッカム」って呼ばれていて、とても人気でした。


角界っていうのは、相撲の世界という意味です。

角界。つまり、相撲の世界のベッカム。

ベッカムは、みなさん知ってますか?イギリスの有名なサッカー選手ですね。

彼もイケメンでサッカーがとっても上手。当時ね、ベッカムは日本で大大大大人気でした。

なので、琴欧洲は「相撲の世界のベッカム」。

そんな風に呼ばれて、本当に大人気の力士だったんです。

私も琴欧洲の大ファンで、雑誌とか新聞で琴欧洲が載っていたら、

はさみで切って手帳に貼ったりしていました(笑)


ちなみに今はもう力士を引退して、親方になっています。

親方っていうのは、若い力士の指導をする、コーチみたいな存在です。

あとは相撲の試合の審判もします。

今回私が見に行った相撲でも、審判をしていました。

久しぶりに生で見れてうれしかったです。

琴欧洲を好きだった時の気持ちを思い出して、ちょっと興奮しました!


ここで、相撲について紹介します。

相撲っていうと、すごく太って体が大きな男の人が、裸のような恰好をして戦うっていう、

ちょっと見た目がおもしろくて、独特。変わったスポーツですよね。


相撲のルールはとてもシンプルです。土俵と呼ばれる丸いリングがあるんですけど、

土俵から出たら負けです。

戦うときに使っていいのは手だけです。

パンチしたり、キックしたり、髪の毛をひっぱったりしちゃいけません。


相撲は1500年の歴史を持つそうです。

元々は、米や野菜がたくさん収穫できますように、とか

病気や災害がありませんように、とか、

そういうことを神様にお祈りするために相撲をしていたそうです。

ですから、相撲は神様の前でする、神聖な儀式だったんですね。


今もその名残があって、力士たちは土俵に上がるとき、必ず塩をまきます。

日本では昔から、塩は悪いものを追い払う力があるとされています。

なので塩をまくことで、土俵から悪いものを消してきれいにする、

土俵を清めることができる、というわけです。


では、力士はどんな毎日を送っているのでしょうか。

力士は同じチームの親方、親方はコーチですね。

同じチームの親方や仲間たちと一緒に住んでいます。

朝5時〜6時に起きて、すぐ練習を始めます。11時まで練習したら、ご飯を食べます。

ご飯を食べる順番は、強い人順です。

ランキングが上の人から、先に食べることができます。

ご飯を食べた後は、午後2時〜4時まで昼寝をします。

体を大きくするために、この昼寝がとても大切なんだそうです。

そのあとは6時に夕飯。食事は意外と少ないですね。

1日に2回だけですね。でもきっと量が多いんでしょうね。

寝るのは10時〜11時。こんな1日です。


相撲の世界は上下関係がとても厳しいので、強い人が一番えらいです。

強い人は自分の部屋がもらえますが、それ以外の人は共同の部屋で生活します。

そして、下のランクの人は、ご飯を作ったりとか、

洗濯をしたりとか、強い力士の世話もしなければいけません。

大変ですね。でも強くなれば強くなるほど、そういう仕事はなくなって、給料も上がります。

「横綱」と呼ばれる、一番上のランク、チャンピオンになれば、

1年に1億円以上稼ぐそうですよ。すごいですね。


さてさて、相撲の大会は年に6回開かれます。

毎年1月、5月、9月は東京。

3月は大阪。7月は名古屋。

11月に九州の福岡で開かれます。

大会は15日間続きます。


ぜひみなさん、相撲の取り組みを見てみてください。

日本にいない人はYouTubeで、そして日本に住んでいる人は、ぜひ直接見に行ってください。

みなさんが想像するよりもっとおもしろいですよ。

私の生徒さんも、何人か見に行ったことがある方がいるんですけど、

みなさん相撲はおもしろいって言ってましたよ!

おすすめします!


はい、今日はここまでです。

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ということで、今日もコツコツがんばりましょう!

バイバイ!


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