皆さんこんにちは!
Kotsu kotsu Nihongoのみずきです。皆さんお元気ですか?
私は風邪をひいてしまって、ちょっと声が変になっちゃいました。
やっぱり1年に1,2回はどうしても風邪ひいちゃいますね。
皆さんも気を付けてくださいね。
今日はですね、私の生徒さんのポッドキャストを紹介しようと思います。
イギリスに住んでいるケビンさんです。
ケビンさんはのりこ先生のポッドキャストに何回か出演していたり、そうですね、結構日本語学習者の中で有名なんじゃないでしょうか?
はい。そんなケビンさんが、なんとなんとオール日本語で全て日本語でポッドキャストを作ってるんですよ!すごいですよね。ポッドキャストの名前は「南米密談ラジオ」です。リンクを貼っておきますので、ぜひぜひチェックしてくださいね!https://open.spotify.com/show/0m2pgmDMB6JcPrsJ1g9Nz6?si=1b4e510889df483f
ケビンさんの出身の南米エクアドルについての文化、習慣だったり社会問題だったり、それから日本でのおもしろい経験とかね。いろんな話をシェアしています。すごくね、おもしろいですよ!
私が好きなエピソードは、えーっと確か7つ目だったかな?えーとねタイトルは「ホステルでのやばい話 変態編」っていうタイトルなんですけど(笑)ケビンさんが…ケビンさんのホステルでの経験談なんですけど、なんて言うんでしょうね。本当に変わった経験なんですよね。何ていうか、特殊っていうかクレイジーな経験談がおもしろかったです。皆さんもぜひ聞いてみてください。
今日はテーマのリクエストにお答えしようと思います。Jayさん、いつもありがとうございます!Jayさんは日本の会社で働いていてよく和製英語を聞くそうなんです。和製英語。Japanese Englishですね。その中には、英語と日本語で同じ意味で使われている言葉もあるし、違う意味で使われている言葉もあります。
Jayさんが一番びっくりしたのは「ハレーション」という言葉だそうです。皆さん、聞いたことがありますか?どうしてJayさんがびっくりしたかっていうと英語では全然聞かない言葉らしいんですね。でも日本語では使われています。不思議ですよね。新しい和製英語もどんどん増えています。ということで、今日は和製英語についてお話ししようと思います。
1つ目。クレーム。これ英語の意味は「主張する」とか「要求する」ですね。でも日本語で「クレームを言う」って言ったら「苦情を言う」「文句を言う」っていう意味です。だから英語では "complain" の意味の方が近いんですよね。
で、すぐ怒って苦情を言う人、しつこく苦情を言う人のことをクレーマーって言います。クレーマー。このクレーマーがですね、最近日本で社会問題になってるんですよ。そう、最近クレーマーが増えているらしいんです。最近のクレーマーはただクレームを言うだけじゃなくて、大声で怒鳴ったり「土下座しろ!」って言ってきたりお金を要求してきたりそして勝手に撮影してSNSに投稿したりするらしいんです。こういう行動を「カスハラ」と呼びます。
「カスハラ」これ、どういう意味だと思いますか?これは「カスタマーハラスメント」を短くした言葉です。カスタマーによるハラスメント。カスハラ。これもね、きっと和製英語だと思うんですけど。お客さんによる嫌がらせっていう意味ですよね。最近カスハラがとても問題になっています。
はい、じゃあ2つ目。2つ目はテンション。テンション。これね、日常的によく使いますよ。日本語でテンションを使うとき、その意味は「気持ち」とか「感情の状態」を表します。例えば「テンションが高い」「テンションが上がる」って言ったら、すごく元気いっぱいで興奮しているっていう意味です。
最近私がテンションが上がったことは、大好きなアイドルのコンサートのチケットが当たった時です。そのね、アイドルグループはすっごく人気なんですよ。だからね、どうせ当たらないだろうなって思って全然期待していなかったんです。でもメールで「チケットが当たりました」って連絡が来たときめっちゃテンションが上がりました!!でね、私の娘もそのアイドルグループのファンなんですよ。そう、だから娘と「当たったー!やったーー!!!」って言ってハイタッチしてジャンプして喜びました。
今言った「ハイタッチ」。これも和製英語ですね。「ハイタッチ」は英語で"High five"のことです。High five、あの「イエーイ!」って手を合わせることですね。逆にテンションが低いって言ったら元気がない様子のことです。
例えば、学校で友達に会いました。いつもなら元気に「おはよう~!」って言うのにその友達は「あ…おはよう…」元気がなかったです。そういうときに「えっ?今日なんかテンション低いじゃん。どうした?なんかあった?」とかね。はい。そういう使い方をします。
次3つ目。ハレーション。これはビジネスの場面でよく使われるようです。Jayさんも言ってたように、英語では普段全然使わないらしいですね。これ、もともとカメラの専門用語らしいです。ハレーションっていうのは、写真を撮るときに光が強すぎて全体的にこう、白く写っちゃってはっきり写すことができない。そういうのをハレーションっていうらしいんですよ。でも日本語ではこの意味ではあんまり使わないです。悪い影響が出るという意味で使います。
例えばですね、会社に新しい社員が入ってきました。その社員はすごく仕事ができる。セールスがとても上手。でも実はその人、仕事の進め方がすごく強引で、チームの意見を全然聞かない。「俺についてこい!俺のやり方が正しいんだ!」みたいなそういう、感じ。強引な感じ。その人のせいでチームの雰囲気が悪くなっている。その人のせいで、他のメンバーは仕事をスムーズに進められなくなった。はい。こういう時に、「新しい社員のせいでチームにハレーションが起きた」と言います。
はい最後、4つ目です。バッファ。これも最近ビジネスシーンでよく使われるようになった言葉らしいです。「らしいです」っていうのは、実は私は全然、自分では使ったことがないんですよ。私が会社員だった時にも聞いたことがないので、割と最近広まった言葉だと思います。夫は会社でよく使うって言ってました。
これはどうでしょう?バッファ。英語圏ではよく使うかな?日本語と同じ意味なのかな?日本語では「余裕」とか「ゆとり」という意味で使います。
例文としては「そのスケジュールだとタイトすぎるから、もうちょっとバッファを持たせよう」 …(笑)なんかカタカナばっかりですね。スケジュール、タイト、バッファ。日本語を使いなさいよっていう感じだけど(笑)
はい、この意味はですね、スケジュールが詰まっててバタバタしそう。忙しすぎる。だから、もうちょっと余裕を持ったスケジュールにしよう。こういう意味ですね。忙しいスケジュールのことを「ハードスケジュール」とも言います。これもね、和製英語ですよね。
ということで、今回は4つの和製英語を紹介しました。他にもね、調べるとたくさんたくさんあります。和製英語。気になる人はぜひネットで調べてみてください。「和製英語」とか「カタカナ語」って調べてみるとたくさん出てくると思います。
はい、今日はここまでです。このポッドキャストのスクリプトは私のホームページにあります。Patreonのメンバーを募集しています。コミュニティでは毎月スピーチャレンジ、ライティングチャレンジをしています。
こつこつアウトプットの練習をしたい方、ぜひ参加してくださいね!そして私のレッスンに興味がある方、私のホームページから予約ができるのでぜひチェックしてください。
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